ひとりの時間が長くて、「友達がいない」と悩んでいませんか。
大人になって、仕事に追われるようになると、学生時代の時みたいに時間が取れないですよね。
そして、お互いにライフステージが変わっていって、いつの間にか疎遠に。
また、年を取ればとるほど、色んな経験値を積みますよね。
人の色んな側面を知ると、なかなか人に心を開く機会もなくなります。
その結果「友達がいなくなった」ということに。
そこで当記事では、友達がいない人が生きやすくなるために、具体的にどうすればいいのかを紹介しています。
まずは、友達がいない人の特徴を説明します。
友達がいない人の特徴

友達がいない人には、下記のような特徴があります。
- 一人の時間を重視しがち
- 他の人と価値観が合わない
- 対人関係が苦手
- 相手を信頼するハードルが高い
- 過去のトラウマから心を開かない傾向にある
それぞれ、一つずつ説明していきます。
一人の時間を重視しがち
前提として、人間関係は人と会う機会や、言葉を交わす頻度で仲良くなりやすいです。
そのため、一人の時間を重視する方は、会う機会や言葉を交わす機会が少なくなる傾向があります。
結果、人との信頼度や親密度が上がる前に、関係が止まってしまうのです。
それから、一人の時間を大切にする方は、一人で完結できる生活リズムを持っています。
趣味・仕事・その他のルールなど、人と接することを組み込む必要性が薄くなると、人と接する機会そのものが減ります。
そうなると必然的に、友達ができにくくなるのです。
他の人と価値観が合わない
人間関係がうまくいくきっかけになるのは、共感と価値観の一致です。
例えば、価値観が違うと、
「それは違う」
「言っていることが分からない」など、
共感できずに、会話が浅くなってしまいます。
また、価値観や共感するポイントがズレている相手と一緒にいると、疲れたり、気を遣ったりします。
疲れたり気を遣ったりが続くと、「しんどい」と思っちゃいますよね。
やがて、距離を置くしかできなくなるのが普通です。
対人関係が苦手
対人関係が苦手な人は、相手の表情・しぐさや、場の空気を読みすぎて疲れやすくなる傾向があります。
その疲れが断続的に続くと、人間関係を続ける気力がなくなってしまいます。
それから、対人関係を築くための最初のステップとしては、「はじめまして」の会話ですよね。
対人関係が苦手な人は、この最初のステップに関して、メンタルブロックがかかっている場合が多いです。
なので、自然と友達を作る機会も減っていきます。
相手を信頼するハードルが高い
「なかなか人を信頼できない」と思っていませんか?
相手がどんな人なのか完全に分からないと信頼できなかったり、もしくは、人の行動を深読みしすぎて信頼できなかったりすることもあるでしょう。
そもそも、相手の価値観や誠実さ、一貫性などをしっかり観察したうえで判断することも多いですよね。
また、友達がいない人は、その基準が他の人より高いのも特徴です。
そのため、友達ができにくくなります。
過去のトラウマから心を開かない傾向にある
人は過去のトラウマがあると、下記のように考えがちです。
「いつか裏切られるのではないか?」
「信頼しても無駄なのではないか?」
それらの考えが頭に浮かんでしまい、友達作りを躊躇してしまいます。
また、友達作りに必要な自己開示もお互いにしにくくなるため、結果として友達がいない状態になりやすいです。
次の項目では、「友達がいないのは普通なのか?」「おかしいのか?」と悩んでいる方のために、説明していきます。
友達がいないのは普通なのか?

2003年が出した内閣府の調査報告では、成人全体のおよそ7.2%が、友人や仲間がいないという結果がありました。

また、2023年にBIGLOBEが集計した人とのつながりの調査報告では、全体の29.5%が『友達がいない』と回答しています。

この結果から、『友達がいない』と感じている人の割合は増加しているのが分かります。
そのため、この記事を読んでいる方と同じように、友だちがいないことで悩んでいる方は大勢いらっしゃいます。
そこで、次の項目では、友達を作るにはどうすればいいのか説明します。
友達を作る方法

友達を作るにはきっかけ作りと、人との距離をお互いにゆっくり縮めることが大切です。
まずは、きっかけ作りについてお話しいたします。
きっかけ作り
友だちを作るうえでのきっかけ作りは、以下の通りです。
- 既存の人間関係を見直す
- 趣味やスポーツに関するコミュニティに入る
- オンラインコミュニティに入る
まずは、既存の人間関係を見直すことから説明します。
既存の人間関係を見直す
新しいつながりを求める前に、まずは今ご縁がある人のなかで、本当に仲良くなれる方がいないかどうか一度確かめてみましょう。
- どのようなつながりで知り合ったのか
- 話す時の共通点はないか
- どのような考えの方なのか
このような項目を作って、一度見直してみることで、もしかしたら友達になれる可能性があるかもしれません。
趣味やスポーツに関するコミュニティに入る
ゲームやスポーツなど、普段から熱中していることはありませんか?
散歩やランニングなどでも大丈夫です。
そんな時は、近くにあるコミュニティに参加することで、友達作りのきっかけが得られるかもしれません。
オンラインコミュニティに入る
近くにコミュニティがない場合は、オンラインコミュニティに所属するのも一つの手段です。
オンラインコミュニティとは、共通の趣味や価値観などを持った人たちがオンライン上で交流する場を指します。
住んでいる地域や場所に関係なく交流できるため、友達づくりの幅が広がるかもしれません。
以上が、友だちを作るうえでの土台部分です。
次は、それをきっかけにして、実際に友だちを作るための大切な部分をお話しします。
人との距離をお互いにゆっくり縮める
友達づくりのきっかけを得たら、次は人との距離をお互いにゆっくり縮めていくのが大切です。
コツは、人との距離のレベルをざっくり決めることです。
そのレベル感は、以下のように決めておきましょう。
- レベル0:挨拶だけする
- レベル1:ちょっとした雑談をする
- レベル2:お互いの共通点が見えて会話ができる
- レベル3:気は少し使うけど、わりかし気軽に話せる
- レベル4:お互いに変なことを言っても問題がない
- レベル5:心の底から安心して本音が言える
まずは、レベル0から説明していきます。
レベル0:挨拶だけする
人と仲良くなるには、まず挨拶を交わす関係から始まります。
なぜなら、挨拶は「その人をきちんと認識しています」というサインになるからです。
元々、人と人とのコミュニケーションの最初は、お互いに警戒を解くところから始まります。
新しい人と知り合う時は、心の奥底でこんなことを考える傾向があります。
- この人は危険じゃないか?
- 関わる価値があるのか?
- 信頼して問題ないのか?
そこで大切なのは、警戒を解くための挨拶です。
挨拶を続けることで、次はちょっとした雑談をする関係性ができあがります。
レベル1:ちょっとした雑談をする
挨拶できる関係ができたら、ちょっとした雑談を行いましょう。
話す上で大切なのは、重くなりすぎないこと、深掘りしすぎないことです。
下記のことを、話すようにしましょう。
- 天気の話
- イベントや場所の話
天気の話は、その名の通り、
「今日は晴れてますねー。」
「最近雨続きなので、洗濯物が乾いて良かったです。」などです。
イベントや場所の話では、
「ここに来るの何回目ですか?」
「このイベントは、思ったより人が多いですよね。」
「私はこんな目的で来たのですが、⚫︎⚫︎さんはどんな目的できたんですか?」などです。
また余裕があったら、その人との間に共感できる部分があるのか探しましょう。
共通点を見つけることが目的です。
レベル2:お互いの共通点が見えて会話ができる
共通点が見つかったら、その共通点で盛り上がれるのか、仲良くなるのか確かめましょう。
ここで大切なのは、趣味・好きなこと・考え方など、お互いに共感できるポイントがあるのか見つけることです。
また、この段階では、どんなことがどれくらい好きなのか、方向性が合っているのか確かめる程度にしておきましょう。
なぜなら、共通点を見つけたときに、どちらかが興奮して一方的に話すばかりになってしまったら、距離を置かれるからです。
なので、自分は相手に一方的に話さないようにしましょう。
そして、相手が一方的に話す人かどうかも確かめることが大切です。
レベル3:気は少し使うけど、わりかし気軽に話せる
お互いの共通点が見つかって、それなりに話せると、少し安心してお話しできるようになりますよね?
この段階では、気が合う感じはするけど、信頼できるかどうか分からない状態を指します。
そこでおすすめなのは、ちょっとした弱音を話してみることです。
ここでいう『ちょっとした弱音』は、誰もが持っている下記のような悩みを指します。
- 「私、ちょっと繊細で、こういうのが苦手なんですよね」
- 「新しい場所に慣れるまで、実は人より時間がかかってしまいます」
など、自分の悩みを軽く話すことです。
ここでは、深い話までしないようにしましょう。
あくまで少しだけ話すことで、相手がどのような反応をするか見極めるのが大切です。
また、相手からの深い自己開示が始まるのも、ここら辺です。
相手と本当に友達とやっていけるのか、この部分で確認しましょう。
レベル4:お互いに変なことを言っても問題がない
この部分まで来たら、普通の友達の域に入っていると言えます。
ある程度、お互いの許容範囲も分かっている頃合いだと言えます。
そこで、さらに仲良くなるためには、相手のことをできる範囲内で深掘りして聞くことが大切です。
具体例として、こんなことを深掘りして聞いてみましょう。
- 相手が今ハマっていること
- 相手がどんなことをしたいのか
- 相手が悩みを丁寧に聞く
ここをしっかりと聞けるようになると、相手からの信頼が生まれます。
信頼が生まれると、自分も同じことを話せるようになってきますよ。
いわゆる『親友』の域に達するでしょう。
レベル5:心の底から安心して本音が言える
友達の最終段階は、お互いに心の底から安心して本音が言えることです。
お互いに人格や尊厳を傷つけないこと、境界線を超えないことなど、最低限のことを守っていれば、どのようなことでも話せるようになるでしょう。
そうすると、お互いに本音が言えます。
また、「これはちょっと無理かも」というお願いも聞いてくれるようになりますよ。
友達作りで絶対にNGなこと
友達作りで絶対にNGなことは、以下の通りです。
- 上記のレベル感を無視して無理に距離を詰める
- 初対面なのにかなり踏み込む
- 空気を読まずにずっと話し続ける
それぞれ一つずつ解説していきます。
上記のレベル感を無視して無理に距離を詰める
友達を作るうえでやりがちなのが、距離を一気に詰めようとすることです。
例えば、今まで黙っていたのに、特定の趣味嗜好の話になった時に、急に饒舌になるなんてことはありませんか?
『自分がこれくらいの熱量で、この趣味嗜好のものが好きなんだ』
というのは相手に伝わりますが、それを長時間にわたって話し続けると相手への押し付けになってしまいます。
具体例を挙げるなら、特定のゲームやアニメの話ですね。
相手が勢いよく話しすぎるあまり、ゲームやアニメのネタバレをしていて、見る気が失せたという経験は、私はよくあります。
また、価値観の話も一緒です。
自分のできる範囲内で、相手の反応を観察しながら、距離を縮めていきましょう。
初対面なのにかなり踏み込む
初めましての方に会って、次回お会いした時に「距離を取られた」と言うことはありませんか?
そのような場合は、お互いの価値観がわからないのに、かなり踏み込んだ話をしている可能性があります。
お互いにどんな価値観を持っているか分からない初対面の段階で、かなり踏み込んだ話をするのはリスクが高いです。
例えば、病気の話で自分の状況を重いところまでお話ししたり、金銭的に危ういことを深いレベルでお話ししたりなどが挙げられます。
相手も最初は空気感を壊さないように優しく接してはくれますが、「この人合わないな」「疲れるな」と思っている可能性が高いです。
なので、初対面では、ざっくりと「軽く浅く話をする」「短時間で切り上げる」ことを意識しましょう。
空気を読まずにずっと話し続ける
上記の【無理に距離を詰める】の項目にも当てはまることですが、「自分がずっと話しをしている」ということはありませんか?
自分だけが主導権を握って、ボールを持ち続けてお話しし続けるのは、相手を疲れさせます。
また、相手が質問してきたなら分かりますが、そのトピックについて延々と話しを続けると、相手から「疲れる人だな」と評価される恐れがあるでしょう。
その結果、距離が一気に広がることが多いです。
なので会話をする時は、キャッチボールするみたいな感じで、一言・二言ずつのラリーを意識することをおすすめします。
エピソードを振られた時だけ、ボールを2個・3個・4個と感覚的に投げるようにしましょう。
そして、自分が投げた分だけ、相手のボールもきちんと受け止めるようにしてくださいね。
ただ、人付き合いって、ずっとおひとりさまだと怖いですよね。
誰もがそれをできるわけではありません。
急に怖くなったり、嫌われたりしてないかな?と思った時、どうすればいいのか解説します。
人と話すのが怖くなった時の対処法
人と話をしていて怖くなった時は、トイレに行きましょう。
実際にトイレに行きたくなくても、会話から離脱する1番の助けになります。
トイレの鏡を見て、「身だしなみはきちんとできているかな?」「口臭は大丈夫かな?」など、不安な部分を整えることができます。
また個室に5分こもって、深呼吸するだけでも、心理的な負担がほんの少しだけ軽減可能です。
短時間ですが客観的に、自分と相手を見直すきっかけにもなります。
また「トイレに行く回数が多いね。」と言われたら、「お腹の調子が悪くて」とだけ言えば大丈夫です。
自分の精神を、ちょっとだけ整えましょう。
次は、この記事のまとめです。
まとめ
おひとりさまだと、ふとした瞬間に『友達がいない』となっちゃいます。
「友達がいないのは普通なのかな?」「自分だけかな?」とも。
ただ調べてみると、友達がいないのは案外普通のことです。
どうしても、孤独に耐えられない時は、自分の趣味嗜好をきっかけにしたコミュニティに入ってみましょう。
そこで上記の方法を使って、友達を作ってみるのも一つの手段です。
でも、それでも、『一人でいた時間が長くて自信がない』『人の気持ちが分からない』という方も多いですよね。
そんな時は、短時間で会話を離脱するところから始めても問題ありません。
人と話すのが一時的に怖くなったら、トイレに行けばいいのですから。
まずは、気軽な気持ちで、人と話すところから始めましょう。


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