田舎で暮らすことを考えていませんか？
都会から田舎に移住する場合、あらかじめメリット・デメリットを知っておかないと、「こんなはずじゃなかったのに」と感じてしまう可能性があります。
そこで、田舎でずっと暮らしてきた者として、田舎暮らしのメリット・デメリットを紹介します。
田舎暮らしのメリット
田舎暮らしのメリットは、以下の通りです。
まずは、星がキレイなことについて説明します。
星がキレイ
どの場所に住むかにもよりますが、場所によっては星がキレイにみえます。
天気が良くて空が澄んでいれば、星が見れますよ。
家賃が安い
東京では、家賃が高いです。
あくまで一例ですが、1Kのお部屋でも月8.5万円以上かかります。
しかし、田舎では月6万くらいで2階建ての3LDKに住めます。（場所によって異なります）
そのため、都会出身者が田舎に移住してきた時は、家賃の安さにビックリするでしょう。
静かに眠れる
田舎の夜は静かです。
場所にもよりますが、深夜になると車はあまり走っておらず、ゆっくり眠れます。
また、貸家に住めば、近隣の音も気にしなくていいでしょう。
田舎暮らしのデメリット
田舎暮らしのデメリットは、以下の通りです。
まずは、車が必須なことについて解説します。
車が必須
田舎ではバスや電車など、公共交通機関の本数が限られています。
1時間に1本だったり、もしくは、数時間に1本なんてよくある話です。
また場所によっては、スーパーまで車で15分以上、映画館まで車で60分〜90分以上という地域もあります。
そのため、移動手段として車は必須です。
虫がいっぱいいる
田舎には、田んぼや農地がいっぱいあります。
また、緑も多いため、虫がいっぱいいることが多いです。
冬以外の季節は、窓を開けっぱなしにしただけで虫が入ってきたり、玄関の街灯を点けっぱなしにしただけで虫が寄ってきたりします。
そのため、虫が嫌いな人にとっては、この点は苦痛になるでしょう。
人間関係が閉鎖的
場所にもよりますが、田舎すぎると人間関係が閉鎖的だと感じる場面があります。
東京や大阪から地方に移住しただけで、よそ者扱いされることもあるでしょう。
そのため、田舎に住むことを考えるなら、その地域の人間関係がどのような感じか事前に調べておきましょう。
良い仕事が少ない
田舎は、仕事が少ないです。
厳密に言うと、限られた職種しか募集していないです。
例えば、ハローワークの求人には、介護・看護・運送業・農業・葬祭業・接客業・飲食業などが目立ちます。
ブラック企業も多く、年間休日数が120日を切っている職場も多いです。
そのため、田舎に移住するときは、リモートで出来る仕事を事前に見つけておきましょう。
また、個人事業主になって稼ぐのも一つの手段です。
賃金が低い
日本の中で最低賃金が高いのは、東京（1113円）・神奈川（1112円）です。
それに比べて、徳島・沖縄は896円になっています。
その他に、秋田・愛媛・高知・宮崎・鹿児島などが、その次に最低価格の897円です。
1時間あたり217円の差額になっているので、給料の差を感じることも多いでしょう。
参照元：https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/minimumichiran/index.html
コンサートやライブに行きにくい
田舎に住んでいると、好きなバンドやアイドルのライブやコンサートに行きづらいです。
どのバンドやアイドルが好きかにもよりますが、ライブやコンサートは都会を中心に回ることが多く、「自分が住んでいる県には来ない」と言うことも多いですよね。
また、自分の住んでいる県でライブやコンサートが開催されても、その会場に行くまで片道1時間〜2時間かかるということもあります。
都会に行くにも遠征費用がかかるので、ライブやコンサートに参戦することを諦めないといけないことも多いでしょう。
結婚を早めにしないといけない傾向がある
どの場所に住んでいるかにもよりますが、田舎の人は20代のうちに結婚する傾向があります。
30代を超えて結婚しないままでいると、変な目で見られることも多いでしょう。
また、親からも結婚や子供を産むことを急かされることもあり、それを苦痛に感じている方もいらっしゃいます。
田舎暮らしに関するよくある質問
田舎暮らしに関するよくある質問は、以下の通りです。
- 田舎っていいことないの？
- 都会と田舎はどちらがおすすめ？
- 田舎は車がないとダメ？
まずは、田舎っていいことないの？という質問から、回答していきます。
田舎っていいことないの？
田舎の1番いい点は、静かなことです。
夜、ゆっくり眠れます。
また、東京に比べると部屋も広いところに住めるので、ネットさえあれば良い人にとっては快適でしょう。
都会と田舎はどちらがおすすめ？
この答えは、人によって異なります。
お金を稼ぎたい人や自分のしたい仕事が田舎にない人にとっては、都会がおすすめと言えるでしょう。
その一方で、静かに暮らしたい人や広い部屋に住みたい人は田舎に向いていると言えます。
まずは、「お金を稼ぎたい」「静かに暮らしたい」など、自分が1番何を求めているのかを明確にしたうえで、田舎に住むのか都会に住むのか決めましょう。
田舎は車がないとダメ？
田舎は車がないと不便です。
徒歩・自転車を使って数分〜十数分程度でスーパーやコンビニに行ける都会に比べて、田舎はスーパーやコンビニまでの距離が遠いです。
どの場所に住むのかにもよりますが、車で5分というところもあれば、車で20分以上かかることもあります。
そのため、車が必須になるでしょう。
まとめ
田舎暮らしのメリットは、星がキレイなことや家賃が安いことです。
また、夜は静かになるので、ゆっくり眠れるでしょう。
その一方で、田舎には以下のデメリットも存在します。
- 車が必須
- 虫がいっぱいいる
- 人間関係が閉鎖的
- 良い仕事が少ない
- 賃金が低い
- コンサートやライブに行きにくい
- 結婚を早めにしないといけない傾向がある
そのため、自分がどのような環境を求めているのかを見極めたうえで、田舎に住むかどうか決めましょう。