今話題のChatGPT。
なかには、以下のような疑問を持っている人がいると思います。
「OpenAIのページにアクセスしたら、全部英語だった」
「ChatGPTは、日本語に対応してないの?」
「そもそもどうやって使えばいいの?」
そこで、今回の記事では、ChatGPTの使い方について、詳しく紹介します。
ChatGPTとは?
ChatGPTとは、OpenAIが開発した人工知能(AI)搭載のチャットボットです。
基本的に質問を投げかけることで、答えが返ってくる仕組みになっています。
GPTの意味
ChatGPTのGPTとは「Generative Pretained Transformer」の略です。
具体的な意味は、以下のようになっています。
- Generative…生成的な
- Pre-trained…事前訓練された
- Transformer…変換機
つまり、GPTとは「生成的で事前訓練された変換機」という意味になります。
分かりやすくいうと、事前に知識が詰め込まれたチャットボットです。
どれくらいの知識量があるのかは後述します。
OpenAIって何?
OpenAIとは、2015年からアメリカでAIの開発を行っている会社です。
サミュエル・H・アルトマン氏や、X社のイーロン・マスク氏などを中心に発足されました。
ChatGPT3.5と4.0の違い
ChatGPTには、以下の種類があります。
- GPT-3.5
- GPT-4.0
この2種類には、以下の違いがあります。
GPT3.5 | 司法試験の合格者の下位10% 3,550億のパラメーター数 |
GPT4.0 | 司法試験の合格者の上位10% 画像のおかしいところを指摘可能 |
ChatGPTの料金
ChatGPTの料金は、以下の通りです。
GPT3.5 | 無料 |
GPT4.0 | 20ドル(約2500円~3000円) |
ChatGPTは日本語対応しているのか?
ChatGPTは、日本語に対応しています。
日本語で質問を入力することで、答えも日本語で帰ってきます。
ChatGPTの使い方
ChatGPTを使うには、OpenAI のアカウントを作ることが必須条件です。
そこで、OpenAI のアカウントの作り方を下記にまとめました。
OpenAIのアカウントの作り方
- OpenAI(https://openai.com/)にアクセスする
- 『SignUP』をクリック・タップする
- メールアドレスを入れて、「Continue」を押す。
- 確認メールが届く
- メールが届いたら「Verify email address」をクリック・タップする
- First name(名前)とLast name(名字)を入力する(ローマ字入力が可能)
- Verify your numberでは、アカウント認証のためにスマホの番号を入力する
- スマホに届いた認証コードを入力する
以上で、アカウント作成は終了です。
ChatGPTの始め方
アカウントを作成したら、上記のような画面になります。
あとは、チャット欄に日本語で質問を投げかけることで、答えが返ってきます。
デフォルトはGPT3.5の仕様で、上述のようにGPT4.0は、月額20ドルの支払いが必要です。
次は、GPT4.0の使い方について紹介します。
GPT4.0の始め方
GPT4.0を使うには、月額20ドル(+税)を払うためのクレジットカード登録が必要です。
カード情報・カード所有者名・請求書の住所を入力して、申し込むをクリック・タップします。
スマホでChatGPTを使う方法
スマホでChatGPTを使うには、以下のような方法があります。
- ブラウザ(https://chat.openai.com/)からアクセスする
- アプリをダウンロードする
以下の手順で、ChatGPTのアプリがダウンロードできます。
- AppStoreやGooglePlay Storeにアクセスする
- 「ChatGPT」と検索する
- OpenAIがリリースしている公式アプリを探す
- 「入手」をタップしてダウンロードする
また、AppStoreでダウンロードする前は、iOSのバージョンを16.1以降にする必要があるので、注意してくださいね。
※上記の画像参照
アプリを探す時の注意点
ChatGPTと検索したとき、たくさんのアプリが表示されます。
そこで一番大切なのは、開発元を確認することです。
開発元は「OpenAI」です。
その他の企業は、サードパーティーの会社が作っているアプリです。
なかには、粗悪品等がありますので、注意してください。
ChatGPTのよくある質問
ChatGPTには、以下のような疑問や質問があります。
- 本当に無料で使えるの?
- 会話できるって本当?
- ChatGPTにはウソが混じってるって本当?
まずは、本当に無料で使えるのか説明します。
本当に無料で使えるの?
前述の通り、ChatGPT 3.5は無料で使えます。
しかし、アップグレード版であるGPT4.0を使うには、毎月20ドルの料金が必要です。
ところが、ChatGPT4.0を搭載したAIが現れました。
それがNew Bingです。
しかし、一定回数以上の質問を行うと、「再接続しようとしています」というエラーが出ます。
New Bingについては、また別の記事で紹介します。
会話できるって本当?
Chat GPTでは会話ができます。
自然な会話ができることが特徴ですが、長い会話を続けるとコンテキスト(文脈)を失う可能性があります。
実際にChatGPTと会話できるのか、ChatGPTに質問した結果がこちらです。
はい、ChatGPTは会話ができるAIモデルです。ユーザーがテキストで質問や指示を入力すると、それに応じて自然な言語で返答を生成します。ただし、会話の内容や流れに関していくつかの制約や注意点があります。
コンテキストの維持: ChatGPTは直近の数回のやり取りを理解していますが、長い会話を続けるとコンテキストが失われることがあります。そのため、会話が途中で切れてしまったり、意図しない返答をすることがあるかもしれません。
適切な情報提供: ChatGPTはトレーニングデータに基づいて情報を提供しますが、正確な情報の保証はありません。特に専門的な知識や最新の出来事に関しては、確認が必要な場合があります。
創造性と誤解: ChatGPTは創造的な文章を生成することもありますが、それが事実でない場合や誤解を招く場合もあります。ユーザー側で情報の確認や検証が重要です。
倫理的配慮: ChatGPTはトレーニングデータに含まれる情報を学習していますが、そのデータには偏見や差別的な表現も含まれる可能性があります。適切な倫理的配慮が必要です。
総じて、ChatGPTは会話を行うAIとして非常に興味深く役立つものですが、その限界や注意点を理解して利用することが重要です。
引用元:https://chat.openai.com/
ChatGPTにはウソが混じってるって本当?
ChatGPTについて調べ始めた人のなかには、以下のような意見を聞いた人もいると思います。
「ChatGPTはウソをつく」
「情報に正当性がない」
結論から言うと、質問によってはChatGPTは嘘を付きます。
その理由は、ChatGPTが誤った情報を学習している可能性によるものが大きいです。
ChatGPTは、大量のテキストのデータを取り込んで、ユーザーに情報を提供します。
そのデータの中には、誤情報も含まれているため、ChatGPTを使う時は情報の見極めが大切だと言われているのです。
まとめ
ChatGPTを使うには、OpenAIのサイトからアカウントを作る必要があります。
OpenAIのURL:https://openai.com/
アカウントを上記の手順で作れば、すぐにGPT3.5を使うことが可能です。
GPT4.0を使うには、クレジットカード等の支払いに必要な情報を入力しましょう。
ChatGPTを使うことで、さまざまなことを教えてくれます。
まずは、さまざまな質問を投げかけることで、あなたの疑問を解決してみてはいかがでしょうか?