2025年9月段階で、さまざまなVR機器が発売されています。
ただ、この記事を見ている方の中には、こんな疑問を持っている方が多いですよね。
「Apple Vision Pro と Meta Quest 3Sってどう違うの？」
「そもそも今ならどっちを買えばいいの？」
そこで今回の記事では、Apple Vision ProとMeta Quest 3Sの違いについて解説します。
まずは、Apple Vision Proについて解説します。
※この記事にはプロモーションが含まれています。
Apple Vision Proとは？
| デバイス名 | Apple Vision Pro |
|---|---|
| デバイスの種類 | MR型スタンドアロン型デバイス |
| ディスプレイ | マイクロOLED × 2 |
| ピクセル数 | 合計 2,300 万画素(両目) |
| リフレッシュレート | 90Hz / 96Hz / 100Hz 切替対応 |
| プロセッサ / チップ | Apple M2 + R1 |
| メモリ / RAM | 16GB 統合メモリ（ユニファイドメモリ） |
| ストレージ | 256GB / 512GB / 1TB |
| 視野・画角 | 水平：約100° × 垂直：約73° |
| 重量 | 約 600～650g |
| バッテリー | 2〜2.5時間程度 |
| 接続／通信 | Wi-Fi 6、Bluetooth |
| 入力方式 | アイトラッキング 手・指のジェスチャー 音声入力 外部キーボード接続 |
| コンテンツ内容 | 映像体験・仮想ウィンドウ操作・仕事など （MR・空間コンピューティング重視） |
| 価格帯（日本・発売時点） | 599,800円(税込)〜 |
| URL | https://www.apple.com/jp/apple-vision-pro/ |
Apple Vision Proは、MR対応のヘッドセットです。
厳密に言えば、MRだけではなくVRにも対応しており、周囲の様子を高解像度のカメラで取り込むことで、ヘッドセット越しにアプリや映像を表示できます。
また両目で合計2300万画素のディスプレイが搭載されているため、映画館にいるような映像体験が可能です。
Disney+やApple TV+などを、心ゆくまで体験できるでしょう。
それから、このヘッドセットは、音声入力・目の動き・手や指のジェスチャーなどで操作できます。
またiPhoneやiPad同様、Siriも搭載されているため、音声入力も可能です。
ただ、このヘッドセットの唯一の欠点は、かなり高額なことです。
約60万円という価格になっているため、初心者が気軽に遊ぶにはハードルが高すぎます。
したがって、当サイトでは、仕事目的や玄人の方にしかおすすめできません。
次は、Meta Quest 3Sについて解説します。
Meta Quest 3Sとは？
| デバイス名 | Meta Quest 3S |
|---|---|
| デバイスの種類 | VR/MR型スタンドアロンヘッドセット |
| ディスプレイ | LCDディスプレイ |
| ピクセル数 | 1,832 × 1,920ピクセル(片目あたり) |
| リフレッシュレート | 120Hz 対応 |
| プロセッサ / チップ | Qualcomm Snapdragon XR2 Gen 2 |
| メモリ / RAM | 8GB |
| ストレージ | 128GB / 256GB |
| 視野・画角 | 水平方向 96°、垂直方向 90° |
| 重量 | 約 514g |
| バッテリー | 約2.5 時間 |
| 接続／通信 | Wi-Fi 6E、Bluetooth |
| 入力方式 | ハンドトラッキング Touch Plus コントローラー パススルーボタン |
| コンテンツ内容 | VRゲーム・VRコンテンツ中心 （気軽にVRの世界へ入りたい方向け） |
| 価格帯（日本・発売時点） | 48,400円(税込)〜 |
| URL | https://www.meta.com/jp/quest/quest-3s/ |
Meta Quest 3Sは、スタンドアロン型のVRヘッドセットです。
Meta Quest 3の廉価版で、価格は48,400円〜になっています。
VRゲーム・VRコンテンツに特化した性能になっており、現存するスタンドアロン型VRヘッドセットの中でも一番コスパの良い商品です。
そのため、「とりあえずVRゲームをプレイしたいけど、どのヘッドセットを買ったらいいか分からない」という方におすすめします。
次の項目では、『Apple Vision Pro』と『Meta Quest 3S』を比較します。
Apple Vision ProとMeta Quest 3Sを比較
| デバイス名 | Apple Vision Pro | Meta Quest 3S |
|---|---|---|
| デバイスの種類 | MR型スタンドアロン型デバイス | VR/MR型スタンドアロンヘッドセット |
| ディスプレイ | マイクロOLED × 2 | LCDディスプレイ |
| ピクセル数 | 合計 2,300 万画素(両目) | 1,832 × 1,920ピクセル(片目あたり) |
| リフレッシュレート | 90Hz / 96Hz / 100Hz 切替対応 | 120Hz 対応 |
| プロセッサ / チップ | Apple M2 + R1 | Qualcomm Snapdragon XR2 Gen 2 |
| メモリ / RAM | 16GB 統合メモリ（ユニファイドメモリ） | 8GB |
| ストレージ | 256GB / 512GB / 1TB | 128GB / 256GB |
| 視野・画角 | 水平：約100° × 垂直：約73° | 水平方向 96°、垂直方向 90° |
| 重量 | 約 600～650g | 約 514g |
| バッテリー | 2〜2.5時間程度 | 約2.5時間 |
| 接続／通信 | Wi-Fi 6、Bluetooth | Wi-Fi 6E、Bluetooth |
| 入力方式 | アイトラッキング 手・指のジェスチャー 音声入力 外部キーボード接続 | ハンドトラッキング Touch Plus コントローラー パススルーボタン |
| コンテンツ内容 | 映像体験・仮想ウィンドウ操作・仕事など （MR・空間コンピューティング重視） | VRゲーム・VRコンテンツ中心 （気軽にVRの世界へ入りたい方向け） |
| 価格帯（日本・発売時点） | 599,800円(税込)〜 | 48,400円(税込)〜 |
| URL | https://www.apple.com/jp/apple-vision-pro/ | https://www.meta.com/jp/quest/quest-3s/ |
Apple Vision ProとMeta Quest 3Sの大きな違いを一言で表すなら、以下の通りです。
| Apple Vision Pro | 高級路線の空間コンピュータ |
| Meta Quest 3S | 手軽な価格でVRゲームが遊べるヘッドセット |
Apple Vision Proが約60万円かかる一方で、Meta Quest 3Sは5万円以下で遊べますよ。
また、用途にも大きな違いがあります。
Apple Vision Proは仕事用に特化しており、メールや会議アプリなど、複数のアプリを並べて作業するためのヘッドセットです。
その一方でMeta Quest 3Sは、VRゲームやVRコンテンツを楽しむために作られています。
したがって、「VRに興味がある」「ちょっと遊んでみたい」という方には、Meta Quest 3Sがおすすめです。
次は、よくある質問について紹介します。
よくある質問
Apple Vision ProとMeta Quest 3Sに関するよくある質問は、下記の通りです。
- Meta Quest 3と3Sの違いは？
- Meta Quest 3SはPC接続できる？
- Apple Vision Proが生産中止したって本当？
まずは、Meta Quest 3と3Sの違いについて解説します。
Meta Quest 3と3Sの違いは？
Meta Quest 3と3Sの違いは、価格・解像度・FOV・レンズの4つです。
詳しくは、下記の表に記載しました。
| ヘッドセット | Meta Quest 3 | Meta Quest 3S |
|---|---|---|
| 価格 | 74,800円(税込)〜 | 48,400円(税込)〜 |
| ディスプレイの解像度 | 2,064 × 2,208ピクセル | 1,832 × 1,920ピクセル (Quest 2と同じ解像度) |
| FOV | 110°(水平)、96°(垂直) | 96°(水平)、90°(垂直) |
| レンズ | パンケーキレンズ | フレネルレンズ |
| URL | https://www.meta.com/jp/quest/quest-3/ | https://www.meta.com/jp/quest/quest-3s/ |
Meta Quest 3Sは、Meta Quest 3の廉価版です。
画質をQuest 2レベルに落とすことで、低価格を実現しています。
Meta Quest 3SはPC接続できる？
結論から言うと、下記の方法を使えば、PC接続が可能です。
| Meta Quest Link | 有線接続 |
| Air Link | 無線接続 |
Meta Quest Linkとは、USB 3.0ケーブルをMeta Quest 3S本体とパソコンに直接接続する方法です。
Meta Questの公式サイトから、専用のアプリをパソコンにインストールして起動させる必要があります。
Air Linkは、それの無線バージョンです。
USB3.0ケーブルがいらないワイヤレス仕様になっているため、自由度はこちらの方が高いです。
※回線の状況によっては遅延する可能性があります。
Apple Vision Proが生産中止したって本当？
Apple Vision Proは下記の理由から、生産縮小されたり一時的に停止されたりしたと言われています。
- デバイス代が高い（約60万円）から
- コンテンツが少ないから
そのため、今のモデルを中止して、廉価版が出るのではないか？と言われています。
詳しいことについては、下記の記事にまとめたので、ぜひ読んでみて下さいね。
関連記事：Apple Vision Proの廉価版はいつ発売される？
まとめ
Apple Vision ProとMeta Quest 3Sの違いは、下記の通りです。
| デバイス名 | Apple Vision Pro | Meta Quest 3S |
|---|---|---|
| デバイスの種類 | MR型スタンドアロン型デバイス | VR/MR型スタンドアロンヘッドセット |
| ディスプレイ | マイクロOLED × 2 | LCDディスプレイ |
| ピクセル数 | 合計 2,300 万画素(両目) | 1,832 × 1,920ピクセル(片目あたり) |
| リフレッシュレート | 90Hz / 96Hz / 100Hz 切替対応 | 120Hz 対応 |
| プロセッサ / チップ | Apple M2 + R1 | Qualcomm Snapdragon XR2 Gen 2 |
| メモリ / RAM | 16GB 統合メモリ（ユニファイドメモリ） | 8GB |
| ストレージ | 256GB / 512GB / 1TB | 128GB / 256GB |
| 視野・画角 | 水平：約100° × 垂直：約73° | 水平方向 96°、垂直方向 90° |
| 重量 | 約 600～650g | 約 514g |
| バッテリー | 2〜2.5時間程度 | 約2.5時間 |
| 接続／通信 | Wi-Fi 6、Bluetooth | Wi-Fi 6E、Bluetooth |
| 入力方式 | アイトラッキング 手・指のジェスチャー 音声入力 外部キーボード接続 | ハンドトラッキング Touch Plus コントローラー パススルーボタン |
| コンテンツ内容 | 映像体験・仮想ウィンドウ操作・仕事など （MR・空間コンピューティング重視） | VRゲーム・VRコンテンツ中心 （気軽にVRの世界へ入りたい方向け） |
| 価格帯（日本・発売時点） | 599,800円(税込)〜 | 48,400円(税込)〜 |
| URL | https://www.apple.com/jp/apple-vision-pro/ | https://www.meta.com/jp/quest/quest-3s/ |
上記の表を簡単にまとめると、以下の通りです。
- Apple Vision Proは、約60万以上する高級路線の空間コンピュータ（玄人向け）
- Meta Quest 3Sは、約5万円以下という価格で始められるVRヘッドセット（初心者向け）
したがって、VRヘッドセットを購入する時は、自分がどんなことをしたいのか考えた上で購入するといいですよ。
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