田舎

田舎暮らしにうんざり!悲惨だしやめとけ!移住してはいけない理由10選

私がなぜこの記事を書こうと思ったのか。
それは都会に住んでいる友人からこんな言葉を聞いたからです。
「のんびり田舎暮らしが理想だなぁ」

私が思うにその友人は、田舎の現実を知るとすぐに帰りたくなってしまうのではないかと考えました。
田舎暮らしを軽く考えているとこんな目に遭う可能性があります。

それではみていきましょう!

※本記事には、プロモーションが含まれています。

田舎暮らしにうんざりする理由10選

うんざり イメージ

田舎暮らしにうんざりするのは、以下の理由からです。

まずは「好条件の仕事がほとんどない」について解説します。

好条件の仕事がほとんどない

田舎は好条件の仕事はほとんどないです。
正社員で休日は120日以上ある仕事は、ハローワークでそんなに見かけません。
だいたいが休日数90日前後~105日前後くらいです。
職種は、だいたい介護や看護、運送・土木・建築・一般事務・販売・営業などでしょう。

参照元:https://www.hellowork.mhlw.go.jp/

そのため、都会に比べて収入は低くなります。

賃金が低い

上の項目の続きになりますが、都会より田舎の方が圧倒的に賃金が安いです。

そもそも、国が定めた最低賃金が違います。

厚生労働省によると現在の最低賃金は、東京が1113円(最高額)です。

その一方で、秋田・愛媛・高知・宮崎・鹿児島・沖縄などの最低賃金は、896円~897円(最低額)です。

時給の差が、2023年10月改正後の時点で、200円以上あります。

参照元:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/minimumichiran/index.html

また、ハロワに記載していない時間外労働も当たり前にあります。

田舎に来るなら、きちんとした収入源を確保しましょう。

害虫が多い

嫌な人には本当に嫌!とにかく春~夏は特に害虫が多いです。
地域によって差がありますが、畑や森しかない場所は害虫がうじゃうじゃいます。
窓を開けっぱなしにしただけで、変な害虫が入ってくるのは当たり前。
ベランダや家の窓に、気が付いたら蜂が巣を作っていたとかはよくある話です。

あと車の運転中に、場所によっては害虫をたくさん轢くことがあるので、車が汚くなります。
原付・バイクで移動中のときに、虫に当たると石を投げつけられたような痛みを感じる時もあります。
害虫だけではなく、ハクビシンなども道路にいきなり出てくることも…。

害虫が嫌いな人は、田舎には向いていないでしょう。

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移動が不便(交通の便がない)

田舎にはバス・電車がありません。
バスが通っていても一部の地域しかなかったりします。
車がどうしても必須です。

また場所によってはコンビニまで車で10分、スーパーまで15分。本屋まで30分以上という地域もあります。
本や漫画・ゲームなんてネットショッピングで買った方が正直楽です。

また最近では、ガソリン代の高騰で遠出することがきつくなっています。

※1リットル=168円~185円ほど

参照元:https://gogo.gs/ranking/average/

「ドライブが好き」「資金に余裕がある」とかではない限り、正直きついでしょう。

車の維持費がかかる

車には、以下の費用がかかります。

  • ガソリン代
  • オイル交換費用
  • タイヤの交換費用
  • 車検費用(2年に1度)
  • 自動車税(1年に1度)
  • 洗車代
  • ワイヤーブレードやウォッシャー液代

これらの代金は、どれくらいの距離を車で走行するかによって異なります。

会社への通勤に使っている場合は、出勤距離に応じて、最大で月31,600円まで負担してくれる場合もあるでしょう。

(※月31,600円は、通勤距離が片道55km以上の場合)

参照元:https://www.nta.go.jp/users/gensen/tsukin/index2.htm

しかし、上記の費用は、ガソリン代のみのため、それ以外の費用がかかります。

月によっては、数万~十数万レベルでお金が飛ぶこともあるため、お金が貯まりにくいです。

田舎ならではの人間関係とルールがある

これは私の知り合いに起こった出来事です。
「町内会のイベントに参加しないのにゴミを出すな」とその人は言われました。
自分で業者に連絡をして、町内会の指定場所とは違う場所にゴミを捨てることに。

その場所にゴミを捨てると、それが自宅近くに戻ってくることが何度かありました。
(そこではゴミ袋にフルネームを書くことがルールになっています。余談ですがゴミの分別も厳しいです。)

ある日、ゴミを捨てると近所の人がその人の家に乗り込んでくることがありました。
その誤解の件は解決したのですが、田舎は似たようなことが本当に多いです。
町内会にはルールがあります。

ノックせずにドアを開けてくる近所の人もいます。
私がその人を知らなくても、その人は私のことを知っているなんてしょっちゅうあります。

噂が広まることも早いです。
友人が警察沙汰になった事件を起こしたときはそれが新聞や地方のニュース番組で取り上げられ、皆がそれを知る事態になったことも。

また町内会だけではなく消防団も田舎にはあります。
時と場合によっては嫌でも参加しなければいけないです。

その人たちと上手くやっていく自信はありますか?
田舎でうまくやっていく自信はありますか?

臭いがきつい

田舎のなかには、田んぼや畑がたくさんある地域があります。

田んぼや畑では、肥料や農薬を使うところが多いです。

そのため、車等で移動している時に臭いがきついことがあります。

また、住む箇所によっては、一部の時期や1年を通して、臭いがきついこともあるでしょう。

本や漫画が発売日に買えない

田舎では「本や漫画が発売日に届かない」「本屋に行っても発売日に買えない」ということがあります。

この問題は電子書籍の登場によって解決されたように思えますが、なかには「本を触りながら読みたい」という人もいるでしょう。

また、田舎に住んでいる少年少女のなかには「ジャンプが月曜日に読めなくて悲しい」という人もいますよね。

TV番組が満足に観れない

田舎に住んでいて不便なことといえば、TV番組の格差です。

例えば、このアニメは東京等の関東エリアは一番早く始まるのに、自分の住んでいる地域では2週~3週間も遅れて放送されるなんてしょっちゅうです。

しかし、2~3週遅れなんて、まだまだいい方です。

なかには「一部地域では放送されません」の一部エリアになっているなんてことも。

今では、AmazonプライムやNetflixなどが普及しているため、その格差は縮まりつつあります。

けれども「このアニメ観たかったのに、アマプラでもネトフリでも配信していない」という場合も珍しいことではありません。

そのため、動画配信サービスに入らないと、とても不便な思いをしてしまいます。

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推し活しにくい

推し活とは、自分が好きなマンガ・キャラ・アイドル・バンドなどを応援する活動のことです。

グッズを買ったり、ライブやイベントに参戦したりすることを指します。

田舎では、その推し活はしにくいです。

なぜなら、アイドルやバンドのライブ・コンサートは、東京・名古屋・大阪・福岡といった都市圏で開催されることが多いからです。

また、マンガやアニメなどの『●●展』といったマンガの原画やゆかりのアイテムが展示されているイベントも、都市圏でしか開催されない傾向にあります。

もちろん、田舎からでも参戦できる場合がありますが、飛行機や新幹線代などの移動費用や、その都市に滞在するためのホテル代も必要です。

そのため、推し活が趣味の人には、田舎移住はおすすめできません。

まとめ

田舎暮らしをおすすめしない理由は、以下の通りです。

  • 好条件の仕事がほとんどない
  • 賃金が低い
  • 害虫が多い
  • 移動が不便(交通の便がない)
  • 車の維持費がかかる
  • 田舎ならではの人間関係とルールがある
  • 臭いがきつい
  • 本や漫画が発売日に買えない
  • TV番組が満足に観れない
  • 推し活しにくい

これらのことに我慢できない限りは、田舎暮らしはおすすめしません。
旅行で来る程度に留めておくといいでしょう。